第8章 空での戦い方
菅「あんな強引に二人にして大丈夫なのか?」
縁「いいんですよ。あいつにはあれ位で。」
田「べにさん、明らかに縁下シバク。って顔してたぞ?」
縁「、、、いいんだよ、あれ位で。」
木「縁下、、、どんまい。」
って縁下が気を遣ってくれたのは分かるけど、、、
「、、、。」
ずっと無言なんだよな、、、
でもこの機会にちゃんと聞かないとな!
澤「えと「あのさ、」
澤「え、あうん。」
「だいちは、やじゃないの?」
澤「何がだ?」
何が嫌じゃないのか聞くと、上手く言えないのか、言いづらいのか、口を開いては固く結んでを繰り返した。
澤「朱莉?」
優しく尋ねると、目線を下に向けたままやっと言葉を発した。
「ううん。何でもない。ごめんね。今まで避けたりして、、、。また前みたいにしてもいい?」
何でもないなら、そんなふうに笑うなよ。
澤「もちろんだ。」
お前の作り笑いなんて嫌いだ。
それ以上に避けてた理由を聞けない弱い自分が大嫌いだ。
また今まで通りになるなら良いかなんて思ってる俺も嫌いだ。
結局俺は、避けてた理由も、作り笑いの裏も
何一つわからなかった。