• テキストサイズ

【嵐小説】 Rainbow

第31章 パーティーと嵐様


「…そろそろだな」


と、腕時計を確認して言う潤先輩。


そろそろって、何がだろう?


「やっほー、松潤」


気怠(ケダル)げに片手を上げる智先輩。


「よっ。

相葉くんは?生きてる?」


「…生きてない…」


目が虚ろな雅紀先輩。


どうしたのかな。


「大丈夫か?

流石にキツかった?」


「うん、キツイ」


「お疲れ、相葉くん」


ポン、と雅紀先輩の背中を叩く翔先輩。


「お。揃ったな」


「…どーも」


「喋っちゃって大丈夫なの?ニノ」


「なんとかなりますよ、大野さん」


「そっか、ならいいや。

英語苦手だから、そっちの方が助かる」


「そういえばさ、向こうにカップル見つけたんだよ」


「カップル?

翔先輩がそんな話するなんて、なんか意外…」


「そうかな?」


「うん、ホント珍しいね。

翔くんがそういうのに目を留めるなんて」


「そりゃそうだよ。

だってそれ、松潤の友達だったんだから」


「俺の?」


誰か居たかな、と首を傾げる潤先輩。
/ 639ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp