第30章 メイドさん
「期待しても良いですよ。
うちのメイドは才色兼備なのを揃えてますから」
「うわぁ…凄い」
「うちは外見重視だな、一応ブランド経営だし。
流石にメイドがダサイんじゃな…」
「俺っちのところは、断然性格重視だよん。
あと、動物好きかどうか」
「うちは成績と外見重視かな。
政治家の家系だから、やっぱりメイドとかもちゃんとしてなきゃだし」
「俺の家は…特にないかな。
親が直接会って決める」
「それぞれの家によって、仕えるメイドさんが違うんですね。
初めて知りました」
「ち・な・み・に!
朋子さんの秘書さんはねぇ、バリバリのキャリアウーマンなんだよ!
メイドさんの代わりね」
「お堅い感じだけどな」