第29章 松本潤のお願い
「おっはよーん♪」
「はよ、相葉くん」
「おはよう」
「お、おはよう…にゃん」
「にゃん⁉︎何それ可愛いー‼︎」
「はは…どーも」
来た人皆が驚いた顔をする。
それもその筈、だったあのニノがねぇ…。
「…おはよ」
「はよ、リーダー」
「おはよう」
「おはよっ‼︎あのね?ニノがねっ」
「おはよう…にゃん」
「えっ…」
「どうかした?リーダー」
ニヤリ、と不敵に笑う松潤。
「や、別に」
「おはようございます」
「はよ、楓ちゃん」
「おはよう」
「おはよん♪」
「おはよ、楓」
「おはよう…にゃん」
「はいっ⁉︎」
語尾ににゃん…?
と言うか、頭に何付けて…。
あぁ、猫耳カチューシャね。
「一体どうしたの?和先輩」
「潤くんのお願いにゃん」
「あ、それで」
「やっぱりニノちゃん可愛い〜‼︎
あ、今はニノにゃんか」
「余計なお世話にゃん」
「可愛い、ニノ」
「だろ?リーダー。
そう言ってくれると、俺も頼んだ甲斐あるよ」