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【嵐小説】 Rainbow
第26章 悪魔からの天罰
『まず翔ちゃん、相葉くんは取り巻きを退かして』
敬語じゃなくなった、完全本気の和先輩が指示する。
赤いマークの付いたテレビ画面、つまり翔先輩が動く。
「ねぇ、ちょっと…いいかな?」
ハニカミながら(恐らく)言う翔先輩。
バッチは翔先輩の胸元に付いているから、翔先輩がどんな表情をしているかまでは見えない。
「は、はいっ」
「喜んでっ」
それに赤面して返す、取り巻きの2人。
「じゃあ、あっち行こ?」
「「はいっ」」
声を揃え、頷く。
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