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【嵐小説】 Rainbow

第19章 ニノの涙


「和先輩…」


和先輩の目が、潤んでる…。


勘違いだって改めて分かって、安心したのかな?


と、思ったら自分のコップを持ってクルリと後ろを向いちゃった。


ゴクゴクッ、と一気にお茶を飲み干す。


小刻みに、身体が震えている。


「和先輩…」


「な、なんですか?」


ビクリ、と肩を震わせた和先輩を後ろから包み込む。


「楓…?」


「私は和先輩のことを嫌いになんか、なりません。

だから、和先輩も私ことを嫌いにならないでください」
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