pieces.~海の悪魔の化身~(ONEPIECE)
第7章 マリンフォード
そして聞こえてきた無線。
「目標はTOTTZ、陣形を変え通常作戦…三番へ移行、準備ぬかりなく進めよ」
「海軍の作戦連絡だ」
「なをか暗号がよくわかんねェ」
「整い次第予定を早めエースの処刑を執行する」
「!!?え」
「今の…!」
ルフィとの顔色が変わる。
「「ああああ…!!」」
「落下するぞ~~!!」
落ちた先は海、周りでは海軍と海賊達の戦いが繰り広げられていた。
陸に上がったルフィ達の姿をエースが捉える。
「ルフィ!!!」
「エーーーースーー!!!やっと会えたァ…!!」
「………っ!!」
そしてエースは出来れば此処に来て欲しくなかった、でも本当は会いたくて堪らなかった人物の姿も見つける。
「エース、隊長……」
「……お前まで…」
ルフィ、達の出現によりその場は騒然とする。
「何だあの面子はっ!!」
「ジンベエ!!クロコダイル!!革命軍のイワンコフまで!!」
「後ろにいるのも過去に名を馳せた海賊達!!!」
「ん…?あの女は何だ!??」
「あの女は…!確か…!!」
あまりに強烈な面子に海軍も動揺を隠せずにいる。
「来たか………」
斬撃の手を止め、ミホークはに目を向ける。
その表情の変化に満足そうに目を細めた。
「スモーカーさん!!あれ!」
「ああ…麦わらにクロコダイル!!どういう組み合わせだ!それにアイツは海の悪魔の化身、…何故奴らといる?!」
ルフィのインぺルダウン侵入から始まり集まった異色の面子、そして白ひげ海賊団の筈のが加わり増す増すおかしなチームとなっていた。
「ん?クロコボーイは?」
「…!」
ガキィィーン!!
「………てめェ」
「……させません」
白ひげを襲ったクロコダイルの鉤はの刀が受け止めた。
そしてその直後ルフィの蹴りがクロコダイルにヒットする。
「俺とお前との協定は達成された、なぜお前が白ひげを庇う」
「やっぱりこのおっさんが白ひげか、じゃあ手ェ出すな!エースはこのおっさんを気に入ってんだ」
そんな二人のやり取りを余所には白ひげに膝間付き頭を下げていた。