第2章 妖怪化現象
「ところで、ナースセンターで何かあったのですか?」
魅湖が男性医師に尋ねた。。
「何かって、どういう事ですか?」
男性医師が魅湖に。
「ナースセンターを訪れたら、魔物が居ましたので。」
さとりが
男性医師に呟いた。
「魔物・・ですか?」
男性医師が呟いた。
「そうですか・・私は見た事はありませんねえ。」
男性医師がさとりに呟いた。
「そうですか・・。」
さとりが呟いた。
「では、母は1週間後には退院できるんですね?」
さとりが男性医師に尋ねた。
「はい、早ければ三日後にも退院は出来ますよ。」
男性医師が答えた。
「それでは、これにて。」
男性医師は呟き、病室を後にした。
「あの男性医師は、まだ普通の人間のようね。」
美琴が呟いた。
「はい、でもそれも時間の問題かと・・・。」
魅湖が美琴に呟いた。
「一刻も早く、希を連れ出さないと・・ね。」
美琴が魅湖に呟いた。
「でも、今のお母さんを動かすわけには行かない。」
雄哉が呟いた。
「魅湖達は、家に帰りなさい。」
美琴が魅湖に。
「お母さん・・しかし。」
魅湖が美琴に。
「魅湖・・今は、ご自分のお体の事を考えなさい。」
美琴が魅湖に向かって呟いた。
「それで、お母さんはどうするの?」
魅湖が美琴に尋ねた。
「お母さんは、もう少しここに残るわ。」
美琴が魅湖に呟いた。
「じゃあ、何かあったらすぐに知らせてね。」
魅湖は呟き、雄哉たちと病室を後にした。
「さてと、妖魔退治に入りますか。」
美琴は呟き、刀を手に取り病室を飛び出した。
美琴は、病院を歩き続け妖魔の気配を探った。
「今のところ、妖魔の気配はないようね。」
美琴が呟いた。