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新・妖魔が巣食う街

第1章 平和な日々の終わり


「古森こいしちゃん、可愛い子だよな。」
「まあな、だが俺はさとりちゃんだ。」
二人の若い男性が会話をしていた。
「お待たせ致しました。」
こいしが、注文のメニューをお盆にのせて運んできた。
こいしは、メニューをテーブルに並べた。
「ご注文は以上で宜しいでしょうか?」
こいしが男性客に尋ねた。
「そうだなあ、後でアイスを頼むからその時に。」
一人の男性客が呟いた。
「招致致しました、それではごゆるりと。」
こいしは呟き、キッチンへと足を運んだ。
「なあ、こいしちゃんのパンティ見えたか?」
一人の男が仲間に尋ねた。
「ああ、うすいピンクだったぜ。」
男が呟いた。
「それで、カメラには収めたのか?」
男が尋ねた。
「いや、収めていない・・今度来たら収める。」
男が呟いた。
「撮ったら、俺にも見せてくれよ。」
仲間の男が呟いた。
「あら、こいしちゃん頑張ってるわね。」
姉のさとりが呟いた。
「あ、お姉ちゃん。」
こいしが呟いた。
「すみませーん、オーダーお願いします。」
先程の男性客が。
「はい、ただ今・・。」
こいしは呟き、男性客の座るテーブルへ向かおうとした。
「まって、あそこは私が行くわ。」
さとりがこいしに。
「じゃ、お願いね。」
こいしが呟いた。
「いらっしゃいませ。」
さとりが、男性客に。
「あれ、こいしちゃんじゃないの?」
男性客がさとりに。
「ええ。」
男性客の問いかけにさとりが呟いた。
「ご注文をお伺い致します。」
さとりは呟き、ハンディターミナルを取り出した。
さとりがオーダーを聞いている間、別の男がカメラを取り出してはさとりのスカートの中へ投入した。
「以上で宜しいでしょうか?」
さとりが男性客に尋ねた。
「はい、以上で。」
さとりのといかけに男性客たちが答えた。
「後、このカメラは預からせて頂きます。」
カメラを手に持ち、さとりはキッチンへと足を運んだ。
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