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新・妖魔が巣食う街

第1章 平和な日々の終わり


「今すぐ、大滝君と別れなさい。」
女性の声が聞こえた。
「貴方、一体誰なの?」
美鈴は電話の主に尋ねたが電話はすでに切れていた。
「何だったのかしら・・。」
美鈴は呟き、携帯の電源を切った。
「今すぐ、大滝君と別れない。」
美鈴は音声を再生した。
「この声、どこかで・・。」
美鈴は呟いた。
この後美鈴は、母の美琴が家に戻るまでの間火事などを済ませやり残した政務に励み一日を終えた。
朝の10時を向かえ、小牧神社に魅湖達親子が訪れた。
「雄哉さん、魅湖はどうですか?」
美鈴が雄哉に尋ねた。
「お姉さん、魅湖はよくやってくれていますよ。」
美鈴の問いかけに雄哉が答えた。
「そう、だと良いのです。」
美鈴が呟いた。
「それより、1つ気になる事が・・」
雄哉が美鈴に。
「気になる事?」
美鈴が雄哉に。
「そうなんです。」
雄哉が呟いた。
「それで、気になる事って何?」
美鈴が雄哉に。
「はい、昨日の夜に妙な電話がありました。」
雄哉が美鈴に。
「電話?」
美鈴が呟いた。
「それで、妙な電話って何?」
美鈴が雄哉に。
「姉に大滝の事を忘れろとか・・・。」
雄哉が美鈴に。
「その電話がどうして、雄哉さんの家に?」
美鈴が雄哉に。
「今すぐ大滝君と別れないなさいとか言われたの?」
美鈴が雄哉に。
「どうしてそれを?」
雄哉が美鈴に。
「その電話なら、うちにも掛かって来たわ。」
美鈴が雄哉に。
「双子だから、魅湖と私を間違えたのでしょう。」
美鈴が雄哉に呟いた。
「でも、あの女性の声どこかで聞いたんだけど・・。」
美鈴が呟いた。
「雄哉さん?」
魅湖が雄哉に声を掛けて来た。
「魅湖、希望はいいの?」
美鈴が魅湖に尋ねた。
「今寝ていますので。」
魅湖が美鈴に。
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