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新・妖魔が巣食う街

第1章 平和な日々の終わり


大滝は、小牧神社を目指して車を走らせた。
大学を出てはや数分、大滝は小牧神社を目指した。
「あれが、小牧神社かな?」
大滝は呟き、神社の鳥居を抜けた。
「あのう、少し宜しいですか?」
大滝が巫女さんに声を掛けた。
「おや、こんなお昼間から参拝ですか?」
巫女さんが大滝に。
「いえ、今日は撮影許可申請書を頂きに参りました。」
大滝が巫女に。
「撮影許可申請書?」
巫女が大滝に。
「はい、この小牧神社で撮影を致したいので。」
大滝が巫女に。
「それで、貴方はその事をどこで耳にしたの?」
巫女が大滝に。
「はい、小牧美鈴さんに。」
巫女の問いかけに大滝が答えた。
「なるほど、美鈴からねえ。」
巫女が呟いた。
「小牧美鈴さんをご存じなのですか?」
大滝が巫女に。
「美鈴は、私の娘さんよ。」
大滝の問いかけに巫女が答えた。
「娘さんと言う事は、小牧さんの母親・・。」
驚きながら大滝が呟いた。
「それで、貴方は美鈴の彼氏なの?」
美琴が大滝に。
「そ、相違訳ではないのですが・・。」
大滝が美琴に。
「撮影許可申請だったわね・・ちょっと、待ってて。」
美琴は呟き、社務所に入って行った。
「これが、小牧神社・・。」
辺りを見渡しながら大滝が呟いた。
「お待たせ。」
しばらくしてから、美琴が姿を現した。
「これが、撮影許可申請書よ。」
美琴は呟き、大滝に手渡した。
「それより、ここまで車で来たの?」
美琴が大滝に。
「はい、大学から飛ばしました。」
美琴の問いかけに大滝が答えた。
「なら、早く車に戻った方が良いわね。」
美琴が大滝に。
「はい、これにて失礼いたします。」
大滝は美琴に礼を述べ境内を後にしたのだが、大滝が車に戻った時、大滝の車には「駐車違反}のシールが貼られていた。

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