第7章 Enlistment
それから1週間後ようやくエスメラルダの怪我が治った。
「よしこれから気にせずにヤれ・・・」
ドスッ
「誰がヤるかぁ!!」
「いってぇな・・・。」
サボは懲りていない。
勿論この1週間あれ以来行為に及んではいない。
「私に仕事をさせろ!!」
「仕事っていってもな俺らには遠征ぐらいしか仕事はないんだ。」
革命軍は暇なのか?
「書類の整理とか処理とかあるだろ。」
「いやーそれは俺たちはやらねぇんだ。」
下っ端がやってるわけだな。
「じゃあ普段は何してるんだ?」
「調査に行くためにその国の地図なんかを調べたりするぐらいですぐ終わる。」
本当に暇だな。
「私は何をすればいい?」
「俺とヤッてれば・・・」
バシッ
「他に!」
もう絶対ヤらないぞ!
「お、そうだ!」
エスメラルダは何かを思いつきある場所へ向かう。
「どこ行く気だ?」
エスメラルダが向かった場所は食堂の厨房だった。
「よ!怪我治って良かったよ。」
コックがやって来た。
「で、何の用だい?」
「暇だから暇つぶしにケーキでも焼こうと思って。」
「作り方は?」
「知ってるさ、材料をほしい。」
「冷蔵庫ん中に幾らでもある好きに使え。」
エスメラルダは料理するのが得意だった。
1時間後・・・
「できた!」
久しぶりのわりにはいいんじゃないか?
「コアラとサボ呼んでくるか。」
「どうだ?」
「おいしい!」
「旨ぇな。」
それはよかった。
サボもっといい反応はできないのか?
「メラルちゃんって料理できるんだね。」
「一応な。」
「コアラはできねぇもんな・・・。」
「何か言った!?」
コアラは見る限り無理だな・・・。
「そういうサボ君だって!!」
「俺は料理に興味ねぇ。」
サボはいかにもって感じだ。
「ね、また作って!」
「どうせ暇だろ?」
暇だよ!
お前は普段何してるんだ!?
「仕事を割り当てろー!」
「だからねぇって。」
「本当だよ。私も普段暇でさ。」
革命軍は仕事もないのか?
とりあえず・・・。
「メラルちゃんあれからサボ君とはどうな・・・」
「いいいい言うなぁぁ!!」
コアラ!やめてくれ!!
「俺が何だ?」
「知らん!」
「あのね・・・」
「やめろぉ!」
「好きなんだってサボ君が。」