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私の隣は君

第7章 *6話*



先輩は良い人だ。
だからこそ、女の子に人気がある。

誰にでも親切で笑顔で接して。
素敵な人だと思う。

でも、そんな良い人の先輩が私なんかと...

「これで全部ですね」

袋の中を確かめながら言う。
ずいぶん多い買い出しだったな...

「持つよ」

ほらね。
先輩はこんな風に自然と、優しくできて。

そして私の心に罪悪感という気持ちが生まれる。

何に対しての罪悪感かは分からない。
それでも心には、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

先輩からの好意を、知っているからだろうか。
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