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私の隣は君
第2章 *1話*
そんな私の隣に居てくれたのは希夜汰だった。
どんな時も、『大丈夫だよ~』と言ってくれた。
希夜汰。
私はもう、素直な感情は出せないんだよ。
こうして笑っていれば、みんな幸せになる。
何も、悪いことはないでしょう?
だから、これでいい。
こんな私は高校生になる。
ちょっと家から遠いけど、平気。
今日は入学式です。
きっと上手くやれる。
大丈夫。
鏡の私にニコッと微笑み、カバンを肩にかけ部屋を出た。
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