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私の隣は君

第4章 *3話*



グラウンドに出ると、部員に囲まれる望彩が居た。

「はい、タオルです」

笑顔の望彩。
あれが本物だったら、僕は立ち直れないな。

「やっぱ望彩っちの笑顔は煌めいてんな!望彩っち〜!!!」

馬鹿みたいに叫ぶ鈴木。
....間違いなくバカなんだけど。

「あ、優悠くん。希夜ちゃん」

やっほー、と手を振りながら駆け寄って来る望彩。

「マネージャー似合ってるよ、望彩っち☆」

「ありがとう〜!!嬉しくなーい♪」

やっぱり鈴木は馬鹿なのかもしれない。
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