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私の隣は君

第4章 *3話*



「ほら、常にニコニコ笑ってるけど。目は、死んでるもんね。何か、笑うのを我慢してるってゆーか...」

顎に手を当て、うんうんと頷く。

「知ってるよ、ばーか。鈴木のくせにうざいな」

そう言い放ち、立ち上がって部活に向かう。
鈴木も追いかけて来る。

何が不安かって、あの爽やかモテ男の瑠維先輩だよ...

「遠いなあ」

距離なんて、僕なんかじゃ縮まんないよ。

「え?近いじゃん、グラウンドそこそこ」

「鈴木が思う遠いじゃない、バカ」

>>バコッ

「...ってぇ」
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