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私の隣は君
第2章 *1話*
「あそこのアイスクリーム、美味しそう!」
指さしたのは、フルーツをたくさん使ったアイスクリーム屋。
人気があるようで、行列もできている。
「買お買お♪♪」
雪那が私の手を引く。
「うん、ほら、希夜ちゃんも優悠くんも行こう!」
おしゃれなワゴン車型のお店。
店員さんも爽やかだ。
私達の番まで10分はかかりそう。
それまで選んでおこう。
「望彩は苺でしょ」
希夜ちゃんが苺の乗ったアイスを指す。
「...いま選ぼうとしたのー!」
希夜ちゃんには私の好みが分かるみたいだ。
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