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【ハイキュー】短編中編つめあわせ

第20章 三月の微熱(花巻 貴大)


「花巻先輩、卒業式出なくていいんですか?」

早川の声が、真っ青な空に吸い込まれていく。

体育館から吹奏楽部の演奏が聞こえてくる。

二人きりの屋上には、3月にしては暖かな日差しが降り注ぐ。
遮るものは何もない。

俺は大の字になって寝そべったまま、目を閉じた。
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