• テキストサイズ

【ハイキュー】短編中編つめあわせ

第10章 きまぐれロマンティック(月島 蛍)


「ねえ、凪沙。なんのつもり?」

「え?」

僕の部屋に居座るだけならいざ知らず、
ベッドにもぐりこんでくるっていうのは、女としてどうなの。

「え?じゃなくて。僕もう寝たいから母さんたちのとこいきなよ。」

「えー、だって大人たちはまだ酒盛りしてるし。つまんない。」

「じゃあせめてベッドから出て。部屋にある雑誌好きに読んでていいから。」

「ベッド出たら寒いもん。」

そう言って凪沙は僕にぴったりとくっつく。

(ああ、もう……。)

僕は仕方なく起き上がり、布団から凪沙を引っ張り出す。
そうでもしないと色々とやばい。
/ 214ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp