第14章 大規模侵攻の準備
城戸司令のもとにつくまでさっきのランク戦の話をしていた
遊真は8-2で勝ったけど、修は10-0で負けたらしい
さすがは遊真だけど、修はまだまだかな、と思いながら三人の話を聞いているといつのまにか目的地についていた
入ると行きなり鬼怒田さんの怒声が聞こえた
鬼怒田「遅い!何をモタモタやっとる!」
迅「いやーどもども」
迅さんはそんなことをいちいち気にしていない様子だった
陽太郎「またせたな、ぽんきち」
鬼怒田「なぜお前が居る!?」
宇佐美「陽太郎!陽介はどこいったの?」
陽太郎「かれはよくやってくれました」
このやり取りに痺れを切らしたのか
城戸「時間が惜しい。早く始めてもらおうか」
と言った
続けて忍田本部長が話した
忍田「我々の調査で近々近界民の大きな攻撃があるという予想が出た。
先日は爆撃型近界民一体の攻撃で多数の犠牲者が出ている。
我々としては万全の備えで被害を最小限に食い止めたい。
平たく言えば君に近界民としての意見を聞きたいと言うことだ」
三輪先輩が風間さんの横で悔しそうに顔を歪めていた
空閑「ふむ。近界民としての意見」
鬼怒田「知りたいのは攻めてくるのがどこの国でどんな攻撃をしてくるか、と言うことだ!
お前が近界民側の人間だろうがなんだろうがボーダーに入隊した以上は協力してもらう!」
空閑「なるほど。そういうことなら俺の相棒に訊いた方が早いな。よろしく」
そういうおとレプリカが出てきた
レプリカ『心得た』
一同「「………!?」」
レプリカ『はじめまして。私の名はレプリカ。ユーマのお目付け役だ』