第14章 大規模侵攻の準備
ブースに着くなり迅さんは二人を呼んだ
迅「遊真、メガネくん」
修「!迅さん…!?朝霧先輩!?」
迅「どもども、ちょっと来てくれ。城戸さんたちが呼んでる」
三雲「城戸司令が僕たちを……!?」
空閑「ふむ?誰?」
周りの人達が私たちが来たことによってざわざわし始めた
「S級の迅さんだ……」
「玉狛支部の……」
「女の人の方はA級の人達とランク戦やってる人じゃないか……?」
などなど……それに対して迅さんは
迅「おっと悪いけど俺はもうS級じゃない。単なるA級の実力派エリートです」
と敬礼のポーズをとっていった
そのとき上から駿くんが出てきた
緑川「あっ!迅さん!!夏海先輩も!!」
駿くんは策を越えて飛び降りてきた
緑川「迅さんS級やめたの!?じゃあ対戦しよう!対戦!
夏海先輩もしよう!」
迅「おっ、駿。相変わらず元気だな」
夏海「うん。また今度しようね」
修たちは何が起こっているのかわからないと言う顔だった
陽介先輩が説明している
緑川「……三雲先輩、すみませんでした」
急に駿くんが謝った
修も驚いている駿くんは玉狛に転属した修に恥をかかせたくて大勢の観客を集めて、ボコボコにしたらしい
けど修は、特に気にしていないようで実力以上の評判を訂正した
空閑「なかなか素直でよろしい」
緑川「……。そういう約束だったからな。白チビ先輩」
空閑「空閑遊真。遊真でいいよ。
大勢の前でボコボコにして悪かったな」
緑川「別にいいよ。自分で集めた観客だし。
次はボコボコにし返すから」
迅「うんうん。ライバルっていいね」
駿くんは勝ったら玉狛にいれてと、無理なことをいっている
そんな光景をみている私の前に陽介先輩が来た
米屋「よっ!お前もランク戦しようぜ!」
夏海「したいのは山々なんですが、会議があって」
米屋「お前も呼ばれてたのか」
夏海「はい。それで遊真と修を呼んでくるように言われてここに来たんです」
迅「そういうことだ。
………さてほんじゃ行こうか。遊真、メガネくん」
空閑「すまんね。よーすけ先輩。勝負はまた今度な」
陽太郎「すまんな、陽介」
夏海「駿くんも陽介先輩も勝負はまた今度」
米屋「ちぇーー」
緑川「約束だからねー!」
私たちはその言葉を聞いて城戸司令たちのもとへ向かった