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ワールドトリガー~大切なもの~

第12章 空閑遊真の実力


支部に戻ると珍しく全員いた
机の上にはお菓子がある

宇佐美「あ、お帰りなさーい」

木崎「なんだ。迅もいるのか」

夏海「珍しいですね」

迅「今日からはまた暇になるしねー」

空閑「夏海先輩は本部で何してたの?」

夏海「風間さんたちとランク戦して、そのあとは他の人たちも一緒にチーム対戦やってたんだ」

小南「へぇー、面白そうね」

三雲「なんか、すごいですね」

夏海「そんなことないよー。私もまだまだだしね。……そんなことより、本当に千佳って可愛い!」

私は千佳を抱き締めた

烏丸「夏海ってソッチの人間だったのか…!?」

夏海「違うわよっ!妹みたいっていう意味!!」

それをいうと皆が笑った

最近はボーダーの人といるときは、私はよく笑うようになったとおもう
学校に行ったときも五月に「なんか変わったね」と言われるぐらいだ

などと考えていると

空閑「夏海先輩。明日はちゃんと俺と勝負してよね」

夏海「わかってる。楽しみにしてるから」

京介「戦うの好きだな」

小南「太刀川みたいね……」

と、私と遊真は勝負の約束をしているなかで、それを呆れてみている京介たちだった

木崎「よし。訓練やるぞ、雨取」

雨取「はいっ!」

レイジさんと千佳が、訓練室に入っていくのを合図に、小南先輩と遊真、京介と修も入っていった

夏海「そう言えば、修って射手になったんですね」

京介が修にトリオン分割を教えているのを思い出して聞いた

宇佐美「うん。なんか修くんが射手になりたいって言ったんだって。詳しくは知らないけど」

迅「京介は教えるのうまいから、射手になりたいって言っても、何とかするだろ」

夏海「そうですね」

と、残された3人は新人の成長を語り合うのだった


























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