第11章 有名人大集合!
本部のなかに入ると、周りがざわつき始めた
その内容を聞いていると、「玉狛の朝霧だ」「緑川に圧勝したらしい」「いや、この前菊地原とも引き分けてたぞ」など言っていた
夏海(私も有名になったな……)
などと考えていると、
菊地原「うわ、朝霧だ」
と、後ろから声が聞こえた
振り返ってみると、そこには風間隊の3人がいた
夏海「風間さん。歌川君。菊地原君。……って『うわ、』ってなに?ちょっと傷ついたんだけど」
菊地原「だって、昨日もあったよ?」
夏海「そーだけど」
夏海(うわ、はひどいよ菊地原君
そりゃ昨日も会ったけどさ……?)
と、思っていると、
歌川「で、朝霧は何で本部にいるんだ?」
夏海「ん?あ、昼まで寝てたから、からだ動かそうと思って」
菊地原「暇でいいね」
夏海「昨日のやつで集中したからだよ!」
風間「強化広域視野だったか?」
夏海「はい。集中するので、頭が痛くなるんです」
歌川「便利そうだけどな……」
夏海「よく言われる」
私たちはそんな話をしながら、歩いていった