第10章 黒トリガー争奪戦
迅「……申し訳ないが、太刀川さんたちにはきっちり負けて帰ってもらう」
太刀川「……!」
迅さんはそう言うと風刃を振った
太刀川さんはしっかりガードして防ぎ、風間さんは飛んでかわしたが、歌川君は避けることができなかった
緊急脱出するかとおもったが、風間さんと歌川君の姿が見えなくなった
迅「!隠密トリガーか……!」
迅さんが少し目線を離したとき、太刀川さんが斬りかかった
ギィン
太刀川「誰が負けて帰るって?」
迅「できれば全員がいいな」
迅さんは太刀川さんの相手をしながら、スナイパーの攻撃にも対応しなければならない
太刀川「風刃の怖さは遠隔斬撃。距離を詰めればただのブレードと同じだ」
迅「なかなか研究してるじゃん。太刀川さん」
ガン!
その直後、迅さんは追い込まれた
迅『夏海。スナイパーが邪魔だ。片付けてくれ』
夏海『了解』「隠密ON」
私は隠密トリガーを起動させて、古寺君のもとに走った
太刀川「どこにいくつもりだ?」
迅「スナイパーを片付けに言ったんだよ」
太刀川「スナイパーはバックワームを使ってる。そう簡単にはいかないぞ」
迅「それはどうかな?」