第7章 風間隊
緑川「夏海先輩!すごいよ!菊地原先輩と引き分けるなんて!」
夏海「ふふっ、ありがと、駿君!」
結局私は菊地原君と引き分けた
でも、この程度じゃ上は狙えない、と思っていると、駿君が菊地原君をからかっていた
緑川「菊地原先輩さー、さっきはあんなに夏海先輩のことバカにしてたのに引き分けちゃったね。遠征行くの交代した方がいいんじゃないの?」
夏海(先輩なのにこんなこと言って大丈夫なのかな?駿君)
と思っていながら、遠征、と言う言葉が引っ掛かった
菊地原「うるさいなぁ、それに遠征のことはもう決まってるから変更できないよ」
夏海「??遠征……って何ですか?」
風間「知らないのか?」
夏海「あ、はい」
緑川「夏海先輩はまだボーダー入ったばっかだからね」
風間「遠征とは、向こうの世界、つまり近界にいくことだ。遠征部隊には“黒トリガーに対抗できる”と判断された部隊だけだ」
夏海「黒トリガーに……」
歌川「そう……で俺たちはその遠征に明後日から行くことになってる」
夏海「明後日からですか?」
菊地原「そうだよ、だから、僕は早く家に帰りたい」
歌川「ったく、お前は……ハァ……じゃあ、またな朝霧」
夏海「あ、うん!またね、…気を付けてね」
私がそういうと、歌川君は片手を上げて歩いていった
風間「朝霧、遠征から帰ってきたら、俺と戦え。それまでにもっと強くなってろ」
夏海「はい!」
そして、3人は帰っていった