第18章 本部の隊員
木崎「なんでもかんでも教えるな。自分達で調べさせろ」
烏丸「………レイジさん」
木崎「作戦室に過去のランク戦のデータがある。宇佐美が来るまで見ておけ」
三雲/雨取「はい!」
空閑「了解」
小南先輩と陽太郎が作戦室についていって、ここには京介、私、レイジさんが残った
烏丸「……………ちょっと厳しくないすか」
木崎「自力で対策を練るのも訓練のうちだ。あいつらの戦いはもう始まっている」
夏海「どんな作戦でいくか楽しみですね」
木崎「ああ」
その日の夜迅さんが帰ってきた
修たちはまだ作戦室にいてる
夏海「迅さん。おかえりなさい」
迅「ああ………ただいま…………」
夏海「どうしたんですか?」
迅さんが珍しく元気がなかった
心配になって迅さんの近くにいくと目をじっと見られた
迅「………ちょっといいか………?」
夏海「…………はい」
私は何となくいかなければならない気がした
歩き出した迅さんの後を追う
迅さんは私が支部に戻ってきた日と同じように屋上に来た