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ワールドトリガー~大切なもの~

第18章 本部の隊員


今日はB級ランク戦だったことをすっかり忘れていた私は修たちのデビュー戦ということもバッチリ忘れていた

夜になり私は急いで支部に戻った

支部には小南先輩、レイジさん、陽太郎がいた
京介はバイトらしい

ソファに座るなり、夜の部が始まった

「ボーダーのみなさんこんばんは!海老名隊オペレーター武富桜子です!」

桜子ちゃんが今日の実況らしく解説者を紹介した
賢と修のようだ
そして、初日ということで簡単にランク戦の説明をしていた

小南「あーもう!まだなの!?」

木崎「心配しなくてもそろそろ始まる」

夏海「大丈夫ですよ。小南先輩。遊真たちがB級下位に負けるはずはないですから」

小南「当たり前よ!」

木崎「始まったぞ」

レイジさんの言葉に画面に顔を向けると開始早々吉里隊が全滅した

間宮隊が動こうとしないが千佳にはそんなものは通用しない
千佳が大砲という名の狙撃で間宮隊が隠れていた建物をうち遊真が止めを指した

玉狛第二は12位に上昇し見事初勝利した








陽太郎「しょくん!きのうは初しょうりおめでとう!わたくしもせんぱいとして鼻がたかいぞ!」

小南「あたしが鍛えてるんだから当然ね!」

空閑「ありがたきしあわせ」

小南先輩が遊真の頭をわしゃわしゃと撫でながら言った

小南「けど、油断は禁物よ。
あんたたちが蹴散らした下位グループとは違って、水曜に戦うB級中位グループはそこそこまあまあよ。
部隊ごとに戦術があってちゃんと戦いになってるわ」

三雲「『そこそこまあまあ』…………?」

空閑「ふむ。じゃあ上位グループは?」

小南「上位グループはかなりまあまあ。どの隊にもA級レベルのエースがいるわ。A級にいたことある隊もあるし、名実ともにA級予備軍ね」

空閑「…………じゃあA級は?」

小南「A級は………全力でまあまあね」

空閑「まあまあしかいないじゃん」

夏海「まあ、でもB級中位はなめてかかれる相手じゃないよ」

烏丸「戦闘経験でいえば修や千佳よりずっと上だからな」

空閑「俺たちが次に当たるすわ隊とあらふね隊ってどんなチームなの?」

烏丸「諏訪隊は……「京介」

京介が言おうとしたところでレイジさんが入ってきた



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