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ワールドトリガー~大切なもの~

第18章 本部の隊員


夏海「あ、ありがと京介………」

烏丸「ああ」

「烏丸ー、次体育だぞー」

どこからか男子の声が聞こえた
京介の体が離れていく

烏丸「あっ、次体育だった。夏海、またな」

夏海「あ、うん」

手をふってくる京介に私も手をふりかえして五月のところに行った

夏海「ど、どうしよ……五月。

私京介が好きなのかも」

熱くなった頬に手を当てて言うと五月は呆れたように溜め息を付いた

五月「かもって何よかもって。好きなんでしょ?」

夏海「まだわかんない。だってこんなのはじめてだし……」

五月「ま、ゆっくり悩みな!」

五月は応援するから!と言ってくれたが午後の授業は全く頭に入らなかった





放課後


逃がすまいというようにチャイムがなるとすぐに陽介先輩と出水先輩がクラスにきた
連行されるように本部に連れていかれた私は二人とランク戦をした

出水先輩はシューターのため私ははじめて銃型トリガーだけでランク戦をした

結果は8-2とボロ負けだった
さすがはA級1位に所属しているだけはあると思った

そのあとを何回かやってドリンクを買ってくつろいでいると鋼兄がきた

夏海「鋼兄!」

出水「鋼さん!」

米屋「珍しいっすね」

村上「そういうお前たちはまたランク戦か?」

米屋「鋼さんも一本どうすか?」

村上「面白そうだが、夏海がいるんなら別だ。夏海、この前の話覚えてるか?」

夏海「どの話?」

村上「面白いやつがいるって話だ」

夏海「ああ、覚えてるよ」

私は鋼兄が言っていたことを思い出してうなずく

村上「そいつが今日本部にくるらしいからもう少しでくるはずだ。会うか?」

夏海「うん!会ってみたい!」

村上「お前らはどうする?っても知り合いだけどな」

出水「うーん。や!俺は作戦室に行きます」

米屋「じゃ俺も。充分朝霧とやったしな」

村上「そうか」

夏海「先輩、楽しかったです。また、お願いします」

出水「おう!」

米屋「じゃーな」

鋼兄の言う人が来るのはもう少しあとになると鋼兄が言ったため、私たちはランク戦をすることにした

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