第17章 ボーダー復帰
烏丸「俺はこれからバイトだから帰るけど夏海はどうする?」
夏海「皆とランク戦してから帰るよ」
烏丸「じゃあ、バイト終わったら迎えにくる」
夏海「うん!ありがとう」
京介は私の頭を撫でてからバイトに行った
太刀川「よしっ!朝霧、勝負だ!」
夏海「はい!」
私はこのあと太刀川さん、風間さん、駿くん、もう一度陽介先輩、時枝くん、三輪先輩とも戦った
駿くんは中学生のため帰った
菊地原くんと歌川くんは用事があるため戦えなかった
夏海「あー楽しかった!でも、やっぱり鈍ってるなー」
太刀川「いや、充分だろ。俺から二本とったし」
夏海「でも、十本中ですよ?」
佐鳥「それが十分なの!」
少し自棄に言う佐鳥くん
夏海「あ、そうだ。佐鳥くんも時枝くんも名前で呼んでもいい?」
佐鳥「え?どうしたの?いきなり」
夏海「これからはできるだけ他人行儀なのはやめようと思って。名前で呼んでいったら少しずつ距離も縮まるかなって」
時枝「俺はいいよ」
夏海「本当!?佐鳥くんは?」
佐鳥「全然OK!」
夏海「ありがとう!じゃあ、これからもよろしく!賢!充!」
時枝「うん」
烏丸「夏海。帰るぞ」
しばらくすると、京介が戻ってきた
夏海「うん!」
私は京介のほうに駆け寄る
皆の方を振り返っていった
夏海「じゃあまた明日!」
太刀川「楽しみにしてるぞ!」
太刀川さんたちの声を聞きながら支部に向かった