第17章 ボーダー復帰
烏丸side
本部のなかを歩いていくといろんな人の注目を浴びた
当たり前だ
数人の男に一人の女が横抱きされて運ばれているんだからな
訓練室に行くとすでに太刀川さんたちがいた
出水「太刀川さーん!」
出水先輩が手をあげて駆け寄っていく
メンバーは風間さん、太刀川さん、歌川、菊地原、緑川がいた
急に呼び出したのにこれだけ集まるのはすごいと思った
それだけ夏海のことを皆は気にかけているのだ
菊地原「遅いよ。急いでほしいって言われたから走ってきたのに」
ブツブツと文句をいいながらも夏海を心配しているということがわかる
風間「寝ているのか?」
烏丸「はい」
太刀川「お姫様だっこか~。お前も大胆だな!」
ハッハッハッと大袈裟に笑いながら肩を叩いてくる
俺はソファーに座って夏海を起こした
が、なかなか起きない
出水「もしかして……………
これは王子さまのキスが必要なんじゃないか!?」
皆が固まる
米屋「ブハッ!おもしれ~!!」
烏丸「なに言ってんすか……」
風間さんは「こいつらバカだろ」という顔で見る
三輪先輩はまたもやため息をついて、時枝は相変わらず無表情だ
緑川「ねえねえ!もしそうだとしたら誰が王子さまやんの?」
出水先輩たちはう~んと唸っている
風間「それなら烏丸だろう」
三輪「だろうな」
時枝「見てる限りはそうなりますね」
至って冷静な3人が俺を指す
太刀川さんもそれにノってうんうんとうなずいた
その時腕の中の夏海が動いた