• テキストサイズ

ワールドトリガー~大切なもの~

第14章 大規模侵攻の準備


会議はお開きとなった

忍田「朝霧くん」

夏海「はい」

忍田「朝霧くんは指示を出してもらわねばならないから、今本部にいる隊員に顔を見せてやっておいてほしい。

風間」

風間「はい、なんでしょうか」

忍田「朝霧を案内してやってくれ。これが今いる隊のリストだ」

風間さんは忍田本部長からリストをもらった


今本部にいるのは太刀川隊、冬島隊、嵐山隊、三輪隊、東隊、荒船隊と鈴鳴第一来馬隊だった

忍田「いない隊には私から伝えておく」

夏海「わかりました」


私は風間さんと一緒に会議室を出て、先ずはA級の隊から向かった

始めに行ったところはA級1位太刀川隊だった

風間さんはノックして入っていった

風間「入るぞ」

夏海「失礼しまーす」

太刀川「おう。朝霧か」

国近「夏海ちゃーん!!」

柚宇さんは私がいるのがわかると抱きついてきた

夏海「こんにちは、柚宇さん」

出水「でもなんで、風間さんと朝霧がここに来てるんだ?」

風間「大規模侵攻についてだ」

私は大規模侵攻の時にサイドエフェクトを使って、隊員に指示を出すことができることなどを説明した

夏海「そのために顔を見せておけ、と忍田本部長に言われて…」

出水「ああ、なるほど」

風間「太刀川。唯我はどうした?」

太刀川「あいつは今日は来ないらしいです」

夏海「もう一人いるんですか?」

国近「うん。唯我くんっていって、夏海ちゃんと同い年だよ」

風間「いないならしょうがないな。唯我にこの事は伝えておいてくれ」

出水「了解っす」



私たちは太刀川隊の部屋から出てA級2位の冬島隊の部屋へ向かった

夏海「風間さん。すみません、付き合わせてしまって」

風間「別に構わない。今日は防衛任務もないからな」

夏海「ありがとうございます」




















/ 169ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp