第1章 美しき島と泉と少女
ゾロ「酒はねぇのか??」
ミゲル「はい。ございますよ?ゾロさんはお酒がお好きなのですね??」
そういってミゲルは酒をゾロに渡す
するとナミが口を開いた
ナミ「そういえばここに来るとき一人も島の人を見ていないわ?」
ミゲル「ここには私しか人はいません。彼ら動物たちだけです」
ナミ「子供一人!?」
ミゲル「はい。」
ルフィー「すげぇーな!島に一人なんて・・・寂しくねぇのか???」
ルフィーは大好物の肉をかじりながら
ミゲルに質問する
するといつの間にか泉から戻ってきたコハクの頭撫でながら
生肉を渡しながら答えた
ミゲル「えぇ。寂しくはないですね・・・この島の動物たちは私の家族ですので」
チョッパー「そうなのかぁ・・・だからこの島の動物たちを攻撃するなって言ったのかぁ~」
ミゲル「ええ」ニッコリ
するとなぜかチョッパーとミゲルの会話に違和感を感じたナミはのどを詰まらせていた
サンジがすかさず水を渡す
ナミ「あっあなた!チョッパーと会話してびっくりしないの!???」
その質問にミゲルは不思議そうに首を傾げた
チョッパー本人もその会話の違和感に次はチョッパーがのどを詰まらせた
すると白い尻尾のようなものが上からチョッパーに水を渡した
チョッパー「あっありがとう・・・ってヘビー!!!!」
チョッパーに水を渡したのは白い大蛇だった
その大蛇が家をぐるりと自身を絡ませていて窓から顔を出していた
それでもライオンであるコハクもましてや小動物であるサファイヤも気にすることなく
休んでいた
船員たちは驚いて席を立つがルフィーだけが立たず食事をしていた