第1章 美しき島と泉と少女
白いイルカたちの中で一際白いイルカが浅瀬まで来ると海から顔を出した
??「(大丈夫!ちゃんと私たちが海賊船まで送るからね!ミゲル!)」
甘い泣き声を出してミゲルにすり付く白い鯨
ミゲルは嫌がる顔もせずに鯨の頭を撫でてあげると
さらに甘い声を出す
そしてミゲルはだんだんと近づいている船の方を見て険しい表情になるが
すぐに表情をもどして鯨の背中に乗る
ミゲル「お願いね!ダイヤ!!!」
ダイヤと呼ばれた鯨は他のイルカたちの間を通り
前に進む回りにいた白いイルカたちも一緒に後をつけてくる
そして海賊船の近くまで来ると
ミゲルを好奇心で見る人間と警戒の目で見ている人間がいたがミゲルは気にすることなく言葉を発する
そして船内では・・・
白いワンピースを着た少女が白い鯨に乗って船の近く来たために
驚きと警戒心を徐に出してしまうが
少女はものともせずにどうどうとしていた
ミゲル「私は!あの島の住人です!!!海賊の方の船とお見受けします!船長はいらっしゃいますか??」
船員の視線がルフィーに視線が行く
当の本人は鯨によだれをたらしながら目をキラキラさせていたが
船員の視線がすべてルフィーに向いたことに
ミゲルは見逃さなかった
真剣な表情でミゲルはルフィーを見る
ミゲル「貴方が船長さんですね!あの島に御用がございますか?」