第2章 孤独の理由
彼らは黙ってイズミの話を聞いていた
イズミ「だから体と力を封印した・・・このワシの力を使ってじゃ」
ナミ「天愛の力って?」
イズミ「ミゲルの力のことじゃ・・・二つある、一つは愛の加護・・・それは動物植物との対話そしてもっとも大きいのが天・地・海の力これは奇跡の力じゃその力はすべてを司る力・・・政府にも海軍にも欲しい力じゃ・・・それゆえに狙われておるのじゃよ・・・その力を持ったミゲルは唯一の友人との約束の為にこの島におるのじゃ・・・もう何年も待っておる」
ルフィー「その待っている人ってエースでもシャンクスでもないのか」
イズミ「シャンクスも知っておるのか・・・じゃが違うワシすらその者のことは知らんのだミゲルをこの島に置いて出て行ったのじゃよ」
すると
意識を取り戻したミゲルが体を起こす
ミゲル「あれ・・・私は何を・・・?」
サファイヤ「(倒れたんだよ!大丈夫!?)」
ミゲル「はい・・・大丈夫です・・・」
すると麦わらの海賊団とイズミはそれ以降ミゲルの話はしなくなったが
ミゲルの隠された真実に誰もが心を動かされていた
肉体の時間が止まる
誰もが羨ましがるその体は
ミゲルの心さえも奪ってしまっていることに
皆良くは思わなかった