第2章 孤独の理由
イズミの背中にみんなが乗り
ミゲルは意識をまだ失ったままゾロに抱えられていた
家に着くと
優しくソファーに寝かされる
姿は変わらぬままだったのだが
白い羽はいつの間にか消えていた
そしてロビンが毛布をかける
するとロビンは窓の方から顔を出していたイズミに視線を向ける
ロビン「彼女は一体何者なの・・・」
イズミ「御主たちには話しても大丈夫であろ・・・この島にたどりついている御主等になら・・・・」
コハクとサファイヤがミゲルに近づき
心配そうに見ていた
その様子を黙って見つめる麦わらの海賊団
イズミはゆっくりと瞳を閉じて話し始めた
イズミ「その子はさっきも言った通り天に近い者・・・天竜人だ・・・その中でももっとも力を持つ者その力のせいで両親を失い家族を失ったそしてそれだけでは済まなかった」
「「「天竜人!!!」」」
ナミ「それだけで済まなかったって・・・」
イズミ「彼女の肉体・・・心さえも時間を止めてしまった」
「「「「!!!!」」」」
イズミ「ゆえにミゲルの心は子供肉体は大人だ・・・」
そしてミゲルの話しは続いた