第1章 美しき島と泉と少女
すると見る見るルフィーの顔色が変わっていく
そしてミゲルはシャンクスの話を聞き
知り合いがいたことに感動していたミゲル
するとミゲルはうれしそうに海を見ながら言った
ミゲル「彼らは私をこの島から出してくれると言ってくれました。必ずまた会いに来てくれると・・・エースさんのお話で聞いていたご兄弟の方に合わせてくれると。」
うれしそうに沈みかけている夕日を見ながら
ルフィーに言った
するとルフィーは深刻そうに口を開いた
ルフィー「エースは・・・エースの弟は俺だ」
ミゲルは驚いた表情をルフィーに見せた
ミゲル「では!弟と言われていた方がルフィーさんですね!!世界はすごいですね!エースさんが向かえに来られる前にもう会ってしまいました!!」
するとまだ話そうとしていたミゲルの言葉を遮って
ルフィーが声のトーンを下げて
残酷な事実を告げた
ルフィー「エースは死んだ・・・・」
ミゲル「え???」
チョッパー「ルフィー・・・」
ミゲル「なんの御冗談でしょうか・・・?エースさんが死んだ?・・・そんなはずありません!!!あの方はお強いです!!!」
ルフィーは下を俯いたまま
声を上げて叫ぶようにミゲルに告げた
ルフィー「エースは死んだ!俺が弱いせいで死んだ!!救えなかった!!助けられなかった!!!エースに俺は助けられた!!」
ミゲルは見えていなくても
ルフィーが泣いていることを理解していた
するとミゲルはチョッパーの静止を振り切り
ルフィーの横を通りすぎ森の中に走って行った
途中コハクやミゲルを探していたサファイヤたちが声をかけるが
初めて見たミゲルの涙に何も言えずにいた