第1章 美しき島と泉と少女
そして泉に着いたミゲルたち
島の中心にある泉は水源が地下深くにある
泉の底には宝石の原石があり
その原石たちが月の光を浴びて色とりどりの原石の色を泉の底から輝かせている
この場所にこの島の神であるイズミの住家で
島の動物たちの飲料水であり
彼らの憩いの場所である
そしてミゲルはその輝く泉に洋服を着たまま入っていくと
優雅に泳ぎ始めていて
その光景をコハクが見守っている
この場所はミゲルのお気に入りであり
神聖な場所だが
イズミに許されたもののみ入ることを許されている場所でもある
ミゲル「本当にいつ見ても夜のこの場所は綺麗ですね!コハク!」
コハク「(あぁ)」
コハクは自身の腰をおり
くつろいでいた
ミゲルは泉の中で彼を見て微笑むと
いきおい良く泉の底に向かって泳ぎ
色とりどりの原石たちを取ると
岸まで戻る
寝そべっているコハクのお腹にその原石たちを置く
コハク「(また島を出るのか??)」
ミゲル「いえ。この間食料を調達したばかりですし。ルフィーさんたちに分け与えても十分あまるほどありますし。これは彼らへのお見上げとして・・・ナミさんやロビンさんに」
コハク「(この泉の宝石を与えれば必ず横取りされるぞ??)」
ミゲル「大丈夫よ・・・彼らが無断で触ってしまうと石になってしまうのですから。という訳ですのでゾロさん隠れてないで出てきてください」
ミゲルのその言葉に驚いた
コハクはゾロが隠れている森の方に
ミゲルの盾になるように泉を守るように威嚇していた