第3章 集合!
後日、とある体育館には彼らがやってきた。景虎は「おう来たか、キホン全員はじめましてだな」とポケットに手を突っ込んだまま彼らに挨拶をした
「黒子っちからいきなりメールきて何かと思ったっスよー」
「けどまぁあそこまでケンカ売られちゃあな」
「だまってるわけにはいかないのだよ」
「は~…めんどくさいんだけど~…」
「フフ…だが楽しみでもある。まさか「キセキの世代」がもう1度同じチームで戦うことになるなんてね」
そう言う赤司の前髪は少し伸びており、「…おう」「青峰…!」とやりとりする緑間の前髪は短く、青峰は対して長くなっていた
また「思ったより再開早かったっスねー紫原っち」と言う黄瀬の髪は緑間同様短く、紫原はぷーい!とそっぽを向き、長く伸びた髪を揺らした
そんな彼らに赤司は「みんなI.Hの因縁は1度忘れよう」と呆れた溜め息を吐きながら言った
「てかオレらだけなんスか?あの2人は…?」
「ああ…もちろん呼んでるぞ。もーすぐ着くはずだ」
「オレ達に勝った2人だ、当然だろう」
そう話していると体育館の扉が開き「チュース!」「すみませんお待たせしました」と2人が入ってきて「よろしくお願いします」と挨拶をした
火神の髪は短く、黒子は長くなっており少しハネが収まっていた
そんな彼らを見た「キセキの世代」はそれぞれの反応を見せ始めた
「黒子っちー!」
「ごぶさたしてます」
「なんだ火神もいんのかよ…」
「いちゃワリーのかよ!!」
「おーしそろったなー、全員よく来てくれたな。改めて礼を言わせてもらう
事情はもうわかってると思うが、アイツらに対抗できるとしたら今ここにいるメンツっきゃねぇ。控え選手もこの後来るが…このチームで1週間後のリベンジマッチに挑む。
こんな機会はおそらく二度とねぇだろう。今回限りのドリームチームだ。派手にいこうぜ!
Jabberwockとの再戦は1週間後!!試合会場は撤収を中止して今急ピッチで再準備中だ!!
それまでにチームを仕上げ、絶対にアイツ達を倒すぞ!!」
そう景虎が言っているとそこに「あ、いたいた」と「すみませんお邪魔します」と言う少女2人がやってきた
彼女達の姿を見た火神は「…あ!」と目を見開いて、桃井、相田の姿を視界に入れた