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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第5章 点差




Jabberwockボールからのリスタートによりナッシュに渡った事を確認した赤司は彼の前に立ち、[…来い]とだけ言った

するとナッシュは[チッ…サルが…!!]と怒り、先程の青峰のドリブルに勝るほどのドリブルを始めた

だが赤司は彼の揺さぶりに負けず、追いついていた




[(このゆさぶりについてきやがるか…!!)チッ…]


「あっ!」



そのまま赤司の不意を突きナッシュは12番へとパスを回し、受け取った彼はダンクを決めようと跳んだ




[アマいぜ、くたばれや!!]


「…はぁ~?そんぐらいの英語ならわかるよ。どっちが?」


[がっ…!?]



ボールを叩き落とした紫原はそのままコート端にいる緑間へボールを回し、シュートモーションに入った彼をJabberwockの選手は笑った




[…はぁ?]


[んなところから何やって…]


「バカめ。今日のおは朝占い、1位は蟹座だ。さらにラッキーアイテム、万に1つも落ちるものか」



そう言った緑間のチーム、VORPAL SWORDSのベンチにはテレビのリモコンが置いてあり、今日のラッキーアイテムが何かすぐに分かった

彼のシュートには流石に驚いたのかJabberwockの選手は目を見開いた




「うわぁあ決まったー!!緑間唯一絶対の代名詞!!長距離3Pシュート!!」


そこで第1Qは終了し、「優勢はVORPAL SWORDS!!」とアナウンスが入り、ベンチの選手達も嬉々としていた

ネット中継で見ている人も同じで、唯一Jabberwockのみが喜んでいないのかと思った…が、良い顔をしていないのが何人かいた




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