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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第5章 点差




その頃会場外では土田、水戸部、伊月が小金井の事を待っており、ようやく来た小金井に土田は「あ…来た。コガ早く!!」と急かした

それに小金井は「ワリーワリーなんか事故で電車が遅れちゃって…」と言っていたが、「もう試合始まってるぞ」と伊月が言って急いで走り出した




「うわーすげー満員だよ。急に決まった再戦なのによく埋まったな…!」


「日本でバスケをやってる人達全員がバカにされたようなもんだからな。前回同様ネット中継されてるみたいだけど、みんな見てると思うよ」



伊月の言う通りネット中継を通じて海常の中村、早川、桐皇の桜井、陽泉の氷室と劉、洛山の実渕と葉山、根武谷、霧崎第一の古橋に原…花宮は溜め息を吐いて横目で見ているようだった

そんな彼らの思いは1つで、伊月は「絶対勝ってくれよなみんな…」と言うと、試合を見て彼らは「うぉわ!?」と声をあげた

丁度黄瀬が5番のシュートを「うぉら!!」と叩き落としている真っ最中で、迫力満点だった

そのこぼれ球を拾った赤司は青峰にパスを出した




[うお!?(速い!!東洋人とは思えないぜ、なんてバネだ!!)]



青峰の速さを見た彼はそう思い前に経ち舌打ちをした。そんな彼を前に青峰は「オイ、ストバス育ちはお前らだけじゃねーんだぜ」と言って高速ドリブルを始めた

そして自分の背後からボールを投げ、相手の背後へボールを落としてそれを拾い、ゴールを背にして両手でダンクを決めた




「うおお青峰叩きこんだー!!カッケー!!」


「そして…すげぇぞVORPAL SWORDS、Jabberwockを圧倒ー!!」


「よぉし!!」


「すごい…!!」


「…パパ!!」


「ああ。出だしは文句なしだ」



そう言って景虎は残り3分の第1Qの出来を褒めていたが、対しJabberwockの選手は舌打ちをした




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