• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第5章 点差




翌日、よく晴れており、まさに外で運動する日にはうってつけの日、ストバスコートは大賑わいとなっていた




「はいはいはーいみんな準備は良いかなー、まあダメだったら…そうだなー…うん。後日覚えてろよ」


「準備できてるっス!だからやめて名前っち!」


「待って名前ちゃんキセキ達に何するつもりなのブッハ!!」



唐突に笑いだした高尾に苗字は「制裁」とだけ返して早くユニフォーム姿になれと急かしていた

そして彼らがユニフォーム姿になったのを見て、ふんわりと笑った




「百戦百勝、行ってきな」


「…ああ」


「もちろんっス!いってきますっス!」


「無論なのだよ」


「バーカ、誰が負けるかよ」


「んー頑張ってくんねー」



そう言った彼らが整列をしようと歩き始めると「Jabberwockの前代未聞の侮辱から1週間!!」とアナウンスが入り始めた

怒る観客にアナウンスは淡々と「そして誕生した高校ドリームチームVORPAL SWORDS、リベンジの時は来た!!」と言っていた

ベンチの雰囲気も中々良く仕上がっており、コートにいる5人もそれは同様だった




[よぉ腰抜け共、オムツはちゃんとはいてきたか?]



そのシルバーの返答には誰も返さず、「VORPAL SWORDS対Jabberwock、今…試合開始!!」という所で紫原が跳んだ

結果、紫原がボールを取り、赤司へ回した。それはシルバーも予想外だったようで[お…!?]と驚いた様子を見せた

また赤司のドリブルから青峰へのアリウープの速さに誰かが「速っ…」と言った




「おお!!」


「(昨日のズレはなんだったのってぐらい…タイミングドンピシャ!!)」



そう思った相田が目を見開いた瞬間、青峰はアリウープを決めて先制点をいれあた

そして戻るついでに「英語わかんねっつんだボケ」と言った




「言っただろーが、地ベタ舐めさせてやるってよぉ」


[あ”あ”…!?]



睨んでくる青峰、赤司、緑間にナッシュとシルバーも負けじと睨み返していた




/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp