• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《3》

第3章 集合!




その後彼女は「体調管理としてのマネージャー」と言い渡され、すぐに中学の時に使っていたような名簿を作り始めて眼を使っていた

一方選手達はシュート練習、5on5などを行っていた

彼らのプレイに高尾は「ヒューッ!!さっすが」と冷やかしか何かを送っていたが、日向は「アイツらが全員味方なんて頼もしいどころじゃねぇな…!」と笑っていた

しかし景虎は何かあるのか、「んー…どう思うリコ」と相田に問い掛けた




「さすが…と言いたいけどまだ完璧じゃないわね、連携に僅かなズレがある。まあチームができたばっかだから当然なんだケド」


「同感だ。はたして1週間でそのズレをどこまで修正できるかだな」



その練習が終わるとスカウティングのために別室へ移動し、日向と黒子と火神、緑間と高尾、赤司と紫原、青峰と黄瀬が同じ机に座ったが、若松は前の方に1人で座った

景虎、相田、桃井、苗字はコーチ・マネージャーのためかスクリーンの近くに立ち、桃井がJabberwockについて説明をしていた




「Jabberwockで特に脅威なのやはりこの2人です。まずジェイソン・シルバー、ポジション・C、身長210cm、体重115kg

彼の武器は凶悪なまでの身体能力、その肉体のスピード・パワー・しなやかさ…全てを怪物級に兼ね備え、”神に選ばれた躰”と呼ばれています。だとしたら選ぶ人間を間違えたと言わざるをえませんが性格は粗悪で女好き…そして」


「(情報としてだからかサラッと言うわね…女好きとか)」


「練習嫌いで有名です。スキルアップの為に反復練習などせず筋トレも一切やったことがない」


「なっ…」


「ウソだろ…あれで全く練習してねえっていうのかよ…」


「残念ながらいるんだよ。世界には努力をしなくても勝ってる理不尽なまでの天才って奴が。
天才って意味ではここにいるみんなもそう呼ばれてるけど、コイツのスケールはそれを超えている

平たく言えばコイツは、青峰以上の敏捷性と、火神以上の跳躍力と、紫原以上の力を持ってる。」


その言葉を聞いた日向は「試合観た時からウスウス感じてはいたが…マジで怪物じゃねーか。こんな奴いったいどうやって…」と焦っていたが、「キセキの世代」はどうやら楽しんでいるようだった







/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp