第3章 集合!
その頃、Jabberwock一同はキャバクラに来ているようで、シルバーは女性を口説きつつ耳等を舐めていたようだった
「ちょっ、ストップストップ…ッ」
[あ~ん?]
「もうっ…やめてってば!!」
「お客様、当店ではあまりそのようなことは…」
[…あ゛あ゛?]
「ヒッ…」
[ったく…いいわもう代われお前]
「きゃっ」
投げ飛ばされた女性を視界から外したJabberwockのメンバーはシルバーに[シルバーお前昨日つかまえた女と昼まで部屋で遊んでたじゃねーか]と笑っており、彼にシルバーは[今夜は3対1ぐらいいきてぇ]と言った
それに彼は[ケダモンがっ]とまたゲラゲラと笑い始めた
[そういえばナッシュどうする?試合までの1週間一応やつら練習用の体育館、オレらのも手配してくれたんだろ?]
[…ニックぅ〜勘弁してくれ、わかりきったこと聞くな。あいつらの為に練習する?ジョークにもなってねえよ
しかも新しい相手は前より更に若いオレ達とほぼ同年代のチームらしい。さすが生真面目な日本人と言うべきか?
どんな相手であれできるだけ対等な条件で戦いたいらしい。もはや賞賛に値するぜ]
次の瞬間、ナッシュは机に足を勢いよく下ろしガラスをガシャア!と割った
そんな彼にか、グラスの割れた音にか、相手をしていた女は短い悲鳴をあげた
[よくまあオレのイラつくポイントをいちいちついてくれるもんだ。そーゆーサルが一番ムシズが走んだよ]