第2章 学校生活
コツコツ!
貴方「お、大和田君
どうしたの!!ねぇ!!」
大和田「うっせぇ黙ってろ!!」
い、一体どこに進んでるの!?
ていうか...
貴方「腕...痛いよッ..ウゥッ」
大和田「ッ...!?
わ、わりぃ!!」
大和田君は私の腕を離した。
廊下で立ち止まる私達。
私の腕には、大和田君の手の跡がある。
貴方「ッ...」
今の大和田君がすごく怖く感じた。
手が震えている。
大和田「...本当に悪かった。
泣くなよ...」
グイッ
大和田君は私の後頭部に触れ
そして...
グイッ
ギュッ
引き寄せ
抱きしめてきた。