第3章 一目惚れ
莉穂 「やっぱ人多いね。」
琴音 「ほんと、全部で何人いるんだろう。」
明里 「こんな大勢の中を勝ち進むのは難しいよね。誰が優勝するかな?」
琴音 「そうだね。先輩達も上位に入っていればいいけど。まぁ、私たちにできるのは応援だけだから、精一杯応援しないとね。あっ、向こうの通路側の方に行こう。あっちの方が先輩達に近いよ。」
明里 「おーそうだね。それじゃあ行こうか。」
ついでにあの足ドンさんの試合も見てくるか。
莉穂 「あれ明里、なんかニヤニヤしてるけどどうした?」
明里 「えっ、べ、べつに。何もないよ。」
あぁ、私、顔に出ちゃうタイプなんだよな。はぁ