第3章 🍏Story2🍏 報われない?この思い...
宏光Side
ただいま保健室を留守にして職員室でコーヒー飲んでます!
「ふぅ......」
「北山先生、保健室を留守にしてていいんですか(笑)」
「大丈夫っすよ藤ヶ谷先生!
どうせあとは部活動ある生徒しかいませんもん(笑)」
「そんなんでよく養護教諭になれましたね。」←
「ひっどい言いよう(笑)
......あれ?藤ヶ谷先生、プリントもってどこ行くんですか?」
「どこって......生徒会室です(笑)
今日集まりがあるんですよ。」
「......あ!藤ヶ谷先生って生徒会の顧問だっけ?」
「えぇ。まさかのメンバーはうちのクラスの生徒だけですよ(笑)」
「でしたね(笑)」
「しかもちびっこ4人組のC4(シーフォー)です。」←
「C4って......(苦笑)」
(花より男子的な?)
「花の4人組F4ならぬちびっこ4人組、略してC4。←
琴吹達の愛称ですよ(笑)」
「C4ねぇ......(苦笑)」
(たまに来る生徒も言ってたような気がする......)
「じゃあ俺は、そろそろ行きますね。」
「ほーい......」
(そう言えば藤ヶ谷先生って1年からずっと琴吹の担任だよな?
俺も普通の教員だったら琴吹と会う機会も増えるのになぁ......)
職員室を出て行く太輔を見ながら思う宏光だった。
ちなみに俺と琴吹は......
ほとんど話したことがありません(笑)
だって琴吹......
保健室に来たことほとんどないもんっ!
サボり魔の生徒はちょくちょく来るのに......
まぁ琴吹とは精々食堂で少し会話をしたくらい(苦笑)
「はぁ......」
宏光は小さくため息をつき...
藤ヶ谷先生羨ましっ!(。-`ω-)←
毎日、琴吹のこと見ていられるんだから......