第3章 🍏Story2🍏 報われない?この思い...
百合Side
4人が生徒会室に入って数分が経ち、太輔も生徒会室に入ってきた。
「お!ちびっこ生徒会全員集合だな(笑)」
「その呼名なんですかっ!?」
「そのままじゃん(笑)」
「むぅ......」
ほっぺを膨らませる大貴。
「藤ヶ谷先生のせいでみんなにC4C4言われてるんですよっ!?
何なんですか......ちびっこ4人組のC4って......」
「いいじゃねぇか山田、分かりやすくていいだろ?」
「むぅ......」
涼介も太輔を睨みながらほっぺを膨らませる。
そして百合と侑李も......
「「ぶぅ......」」
ほっぺを膨らませながら太輔を睨んでいました。
ちなみにC4は太輔が入学式の時に名付けた(笑)
「とにかく集会始めるぞー」
「「「「......(。-`ω-)」」」」←
「......。」
(こいつ等あざとっ!(; ・`д・´))←
まだほっぺを膨らませながらC4はそっぽを向いていた。
そんな4人を見てあざといと感じた太輔でした(笑)
そして集会は30分ほどで終わった。
「じゃあ気を付けて帰れよー」
「「「「はーい」」」」
4人は荷物をまとめ帰ろうとする。
「......あ、そうだ琴吹!」
「はい?」
「この資料、北山先生に渡しといて。」
太輔はクリアファイルに入った数枚のプリントを百合に渡す。
「......北山先生って、養護教諭の?」
「あぁ、じゃあよろしく頼むよ。」
「はい!」
(でも北山先生とあんまり話したことないよなぁ......)
「もう保健室に戻ってると思うよ?」
「わかりました!」
こうして百合は保健室に行くこととなった。
「じゃあ百合っちまた明日~」
「うん!バイバイ大ちゃん涼ちゃんちぃ!」