第10章 🍏Story9🍏 それぞれの思い
「っ藤ヶ谷先生には関係ないことですから......」
っ関係、ない......?
正直、1年から担任をしている生徒から言われるとかなり心にくる......
「っ関係なくなんてねぇだろ!......俺お前の担任だぞ?」
「っ担任の先生にだって、言いたくないことだってあります!」
「っ......!」
担任にも言いたくない......所詮担任ってそういうものなの?
もっと、担任の俺を頼ってくれてもいいじゃんかよ......
「っごめんなさい......私......」
「っいや、俺のほうこそすまなかった......少し入りすぎたな......」
「いえ......それじゃあ失礼します......」
百合は急いで生徒会室を後にした。
「っ......
クソッ......!」