第8章 🍏Story7🍏 進路確定、そして嫉妬
__昼休み
「じゃあ行ってくるわ!」
「頑張って大ちゃん!」
「頑張るっ!」
大貴は百合の声援を受け太輔の待つ進路相談室に向かうのだった。
「今日私達の辺りまで来るかな?」
「さぁな!俺らは苗字が"こ"から始まるから微妙だよな(苦笑)」
「まぁ気ままに待つ!」
「だな!「優吾ー!昼飯食べようぜ!」......あぁ!
じゃあもし、お前の順番が来たら呼びに行くよ。」
「ありがとう!」
優吾は友達のもとへ行き百合は食堂に行くことにした。
ちなみにいつも一緒に食べている友達の佳代は
大貴の次に面談が入っているので今日は百合一人。
__食堂
「今日は何定食にしよっかなぁ......
A定食も美味しそうだけどB定食も捨てがたい!うぅぅん......」
百合がメニューの前で悩んでいると......
「すいませーん、C定食2つくださーい。」
「え!?」
隣で定食をなぜか二つ注文した人物に目をやる百合、
百合の目の前には
「AとBで悩んでるならあえてのC定食!こんなんでどうだ?」
「っ北山先生!」
宏光の姿があった。
「よっ!勝手に決めてわりぃ(苦笑)
よかったら、一緒に食べねぇか?」
「いいですよ!今日友達いなくて私一人なんですよ(苦笑)」
「マジか!それは残念だなぁ♪(笑)」
(距離を一気に縮めるチャンスかも★)←
「全然残念そうに見えないですよ(笑)」
「あ、わりぃわりぃ(苦笑)」