第8章 🍏Story7🍏 進路確定、そして嫉妬
「HLまであと5分!急がないと!」
百合は急いで教室に向かって走っていく。
「おい琴吹!」
「はえ?」
走っていると後ろの方から声が聞こえてくる。
「廊下は走るもんじゃねぇぞ(笑)」
「藤ヶ谷先生!おはようございますっ」
「はよぉ(笑)......そういえば今日、
朝早く来てたけど......どうしたんだ?」
「えっ!?な、何でもないですよ!(苦笑)
今日は早く学校に行きたいなぁって(笑)」
「ふぅん......」
「な、何なんですかその疑うような眼差し!」
「何でもねぇよ......あ、早く行かねぇと遅刻扱いにするぞ(笑)」←
「それは勘弁してくださいよっ!(汗)」
「(笑笑)」
こうして百合と太輔は一緒に教室へ向かうのだった。
__教室
「百合、お前ずっとどこに行ってたんだ?
朝練から帰ってきても教室にいなかったけど......」
席に着くなりすぐ後ろの席の優吾が百合に声をかけた。
「ちょっとね(苦笑)」
「起立っ!」
「ちょっとって、すんげぇ気になんだけど......」
「いいのいいのっ!優吾は気にしなくていいの!」
「っんだよそれ!まぁいいけど(笑)」
「はいはいそこっ!ちゃんと席立って!」
「「え?」」
太輔の言葉にキョトンとする二人。
「お前らが立たねぇといつまで経ってもHL始められねぇんだよ(笑)」
「「「(笑笑)」」」
「「すいません......///」」
顔を赤くしながら席を立つのだった。
__HL終了
「今日から昼休みに二者面談やっからちゃんと来いよ!」
「「「はーいっ!」」」